たくさんの笑顔に出会いたい。
豊かな食材を創造する。

ふたば産業株式会社 代表取締役

松本篤

弊社は会社設立以来ずっと産業給食の業界に食材をご提供させていただいています。 産業給食とはいわゆる労働者の方たちの昼食を製造、販売されている業界でございますが創業以来約40年間ずっとこの業界でお世話になっています。
20~30年くらい前までは日本経済の高度成長やバブル期を迎えましてこの業界も活況を呈していましたがバブルが崩壊をしてからデフレの時代が長く続きまして弊社のお客様である産業給食の業界も年々厳しさを増しているのが実態であると肌で感じることができます。

お客様が提供される昼食の給食の価格は20年前と比較しますと同価格もしくは安価になっているのが実態でございます。
そうした厳しい価格競争の中でお客様に喜んでいただけるよう弊社は日夜努力を重ねております。
お客様のご要望にお応えすべく、安価な商品を安定的に供給させていただくために海外の協力工場10数社と取引をさせていただいております。
ただし、今のご時世におきましては安かろう悪かろうという商品はお客様からの信頼を一挙に失ってしまいます。
弊社は品質管理においてはかなりハードルの高い選別ラインを設けさせていただき国内外の協力工場様とお取引をさせていただいております。
従って海外の協力工場におきましても生産ライン、社員教育、品質チェック、衛生面のチェック、原材料のトレースと様々な角度から取引のチェックをさせていただき、弊社の基準に合格した仕入先様とだけ取引をさせていただいております。
従ってお客様がお求めになる美味しさ、価格は勿論のこと、安心安全を追究した品質管理にこだわった商品をご提供させていただいております。

また、弊社は独自の商品開発は勿論のこと、ユーザーであるお客様との共同開発を積極的に導入致しまして国内外の協力工場様にてOEM化を推進させていただいております。
そうした動きが活発化していくなかで昨今は国内生産でないとNGだという業態のお客様の数が増加してまいりました。
国内にも多数の協力工場様とお取引をさせていただいている弊社ではございますが、2017年7月に国内生産をお求めになられるお客様のニーズにお応えするために弊社は新工場を竣工するに至りました。
今までも旧本社では水産加工を切身中心に行ってまいりましたが生産能力は今までの3倍、そして切身加工だけではなく、パン粉付けや打粉付け商品を生産できる工場に致しました。また、生産キャパの増加だけではなく、衛生面におきましても弊社の品質管理チームが時間をかけてハード面についてはかなりレベルの高い工場を竣工することができました。

従来通り、安心安全であれば、国内外問わず、安価な商品をお求めになられるお客様には海外製造商品をそして国内生産にこだわれるお客様に対しましては国内の協力工場及び弊社の新工場において安心安全な品質管理は勿論のこと、お客様にご納得いただける商品をご提供できますよう社員一同努力を重ねてまいります。

弊社の企業使命感は「たくさんの笑顔に出会いたい、豊かな食材を創造する」でございます。
この笑顔は最終喫食されるお客様に安心安全で美味しい食べ物を食べていただき笑顔になっていただく。
弊社が食材を提供させていただいたお客様が安心してご使用していただきお客様に利益を得ていただき笑顔になっていただく。
そして弊社の協力工場様、生産者のみなさんが利益を得ていただき笑顔になっていただく。
そして最終的には弊社の社員が弊社を取り巻く様々な皆様の笑顔に出会えて遣り甲斐を感じて笑顔になれる。
弊社の企業使命感は社員一人一人がこのような熱い思いを持って日々働かせていただいています。

新しく新本社に移転をしましたが今まで通り、気持熱く頑張っているふたば産業でございます。
これからもご支援、ご協力を宜しくお願い申し上げます。

企業使命感

我々、食品を取り扱う企業の企業責任が年々高まっています。
また、消費者の要求も年々高度なものになってきています。
弊社はこの消費者のニーズに応えるべく、安心、安全は当然のハードルとしましていかに美味しく、しかも満足していただける価格で提供できるかを追求していきます。このあくなき挑戦が経営理念であるお客様の笑顔に繋がると信じております。
食とは人が生きる上で絶対不可欠なものであり、食事は生活の中で一番の楽しみであり、また、家族、恋人、仲間とのコミュニケーションの潤滑油としては一番適している時間だと思います。
また、昨今「食育」という言葉がマスコミ等でよく話題に上がっていますが食物は子供達が成長していく上で非常に大切なツールであります。
弊社は少子高齢化が叫ばれている今の時代、子供達の成長に役立つ安心、安全で食べるのが待ち遠しくなるような食材の開発に全力を注ぎます。
これからの日本の次代を背負う子供達のサポートの一助になればと考えています。

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