なすびはインドで生まれ、8世紀に中国から日本に伝わったと言われています。日本へ伝わったなすびは朝廷へと献上されたそうで、身分の高い人だけが口にすることができる高級品だったようです。そのなすびが庶民の野菜として一般的に食べられるようになったのは江戸時代からで、およそ1,000年の間身分の高い人の食べ物だったなんて驚きですよね。なすびが大好きだった徳川家康が促進栽培で広めたとも。ちなみに一富士二鷹三茄子は徳川家康の好きなものという説もあるので、家康が愛した野菜がなすびなわけです!
そんななすびが、まさに今が旬の夏野菜です。みずみずしい食感とあっさりした味わいが特徴で、たっぷり含まれた水分で夏バテ解消や便秘などにも効果があります。ほかにも、食あたり、めまい、高血圧、動脈硬化、眼精疲労などにも薬効があります。たくさん良い効果があるのでたくさん食べてこの夏を乗り切りましょう!
そしてふたばの揚げなす乱切りも是非ご検討ください(^.^)
※ちなみに揚げる(油通し)ことで色の変化を抑えたり、野菜の甘みを出して旨味や栄養分が流れ出すのを抑えています。